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幸福実現党 加藤文康 2月23日(水) 公式ブログ

加藤文康(かとうぶんこう)のブログです。

 

 

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Posted on 13:43:25 «Edit»
2011
02/23
Wed

Category:日々の加藤と仲間たち

2月23日(水) 


格付会社の動きですが、S&P社に続き、ムーディーズも昨日、
日本国際の格付け見通しを「安定的」から「「格下げ方向」に引き下げたそうました。
まどろっこしい表現になって恐縮ですが、要は、
現在、上から三番目「Aa2」の評価を、抜本的な対処がなければ、
近々、引き下げるから覚悟しておけ、という通告にして宣言がなされた訳です。

社会人駆け出しの頃の話ですが、
NTT本社のファイナンス室の末席に在籍していた私は、
SPの格付審査が入ったことで、その準備で早朝から深夜まで資料作りに忙殺されたことがあります。
それ自体はとても良い勉強であり、また、
バブル最盛期直前で、会社自体も民営化直後の飛ぶ鳥を落とす勢いの時機だったこともあり、
無事、AAAを取得でき、高級店での打ち上げにも参加させてもらい、ちょっとした高揚感を味わったことを思い出します。

SP本社から乗り込んできたビジネスエリートたちも、
一人ひとりはきさくでフレンドリー、好感のもてる人たちでした。
ただ、それにしても、他人様のあそこが良いだの・悪いだの、判定をしてメシを喰うという
その仕事への違和感は、残念ながら最後まで頭を離れませんでした。

数年前の米国発世界金融恐慌に際しても、格付会社はそれまでの格付けを忘れたかのような無責任な対応に終始した、米国世論から厳しい批判に晒されたのは、記憶に新しいところです。

今回の日本国債の格下げにしても、過度に神経質になる必要はないと思います。
実際、長期金利の指標である新発10年債の最終利回りは、
前日に比べて0.035%低い1.275%(債権価格は上昇)で、
市場の反応も至って落ち着いたものでした。

ただ、わが国の長期債務残高が、11年度には892億円と、
GDPの2倍近い、諸外国に比べて異常な高水準にあることも、忘れてはならない事実であります。
もうそろそろ、手を打たなければいけない時期に来ていることも確かでしょう。

今、我が国が取り組むべきは、
経済成長を伴わない野放図なばらまき政策と、無責任な国債増発に、もういい加減に歯止めをかけること。
そして、
国民の所得と雇用、そして将来への希望が倍増させるべく、
成長の可能性の高い分野に予算と経営資源を重点的に割り当てる戦略的政策であります。
高度経済成長を通じてこそ、国民の幸福増大も、財政再建も実現できるのです。

今回の日本国債の格付け引き下げが、我が国の経済政策転換の一助となるなら、
それはそれで結構なことですが、
まかり間違って、財務省が目論む消費税増税の安易な口実となるようでしたら、
それは最も忌々しき事態といえましょう。


いずれにせよ、解散総選挙を通じて、
国の進むべき方向をリセットすべき時が迫っているように思えてなりません。