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幸福実現党 加藤文康 2012年7月2日(月)   円・人民元直接取引 公式ブログ

加藤文康(かとうぶんこう)のブログです。

 

 

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Posted on 13:38:15 «Edit»
2012
07/02
Mon

Category:日々の加藤と仲間たち

2012年7月2日(月)   円・人民元直接取引 


円と人民元との銀行間直接取引が始まり、今日で1か月が過ぎました。

東京と上海のインターバンク市場での取引額は、合わせても一日数百億円程度と、両国の経済規模からみるとまだ大した額ではありませんが、両国政府が直接取引を促進(主導?)していることから、今後、取引額は一気に膨らんでいくことでしょう。

この直接取引ですが、企業にとっては米ドルを挟んでの従来取引に比べて為替手数料が削減されますし、
我が国マクロでみても、経済成長著しい中国経済との関係をさらに深めつつ、東京市場(特にオフショア市場)の活性化が図れるので、まことに結構ではないかという日本政府の主張にも一理はあります。
されどここには、大きな危険も潜んでいることを忘れてはなりません。

頑なな実施的固定相場制のもと、輸出で稼ぎまくりつつ、国内では人民元を刷りまくってハコもの中心のバブル成長を続けてきがのが中国ですが、インフレと相次ぐ暴動、不動産を中心としたバブルの崩壊と、その政策的矛盾も限界に達しております。
さらに海外からの資本流入に対しても、大きな制限を設けたままであります。
要するに、リスキーで使い勝手の悪い通貨への依存度を一気に高めることになるのが今回の決定です。

さらに、今回の政府の決定が、日米同盟の強化ではなく、弱体化につながるのも明らかです。
オバマ政権がようやくながら中国の覇権主義の危険性に気づき、極東アジアへのコミットメントを強めようとしているその時に、鳩山元首相の「東アジア共同体」構想さながらの、中国へすり寄るような決定が政府によってなされた訳ですから。
普天間問題でただでさえゴタゴタしているのに、アメリカ側は不信の念を強くしたことでしょう。

真偽の程は判りませんが、今回の直接取引開始は、昨年の野田首相訪中時に一気に決まったものとも言われています。
いずれにせよ、経済的には我が国の冨が一方的に吸い取られ、人民元経済圏に取り込まれていく、
揚句に、軍事的には中国の覇権下に吸い込まれていく、
そうした危険を多分に内包した。今回の円・人民元直接取引の開始であります。