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幸福実現党 加藤文康 ちょっと違和感を感じる大使人事 公式ブログ

加藤文康(かとうぶんこう)のブログです。

 

 

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Posted on 23:17:25 «Edit»
2014
10/08
Wed

Category:日々の加藤と仲間たち

ちょっと違和感を感じる大使人事 


日産自動車出身で自動車部品メーカー執行役員の田中径子(54)さんが、ウルグアイ大使に就任することになりました。

私は田中さんについて、マスコミ報道以上のことは存じ上げませんが、
カルロス・ゴーン社長のもとで長らく鍛えられた方だけに、優秀な広報パーソンであるのは間違いありません。ご活躍を祈念しております。
されど、この人事には何とも言えない違和感を感じるのも事実です。

「駐ウルグアイ・日本大使」と軽く言いますが、
正式には「ウルグアイ国駐箚 日本国特命全権大使」、
我が国を代表して接受国の元首に対して派遣される天皇の認証官にして、我が国外交使節団の長、
当然ながら、外交交渉や、条約の調印・署名、在留邦人の保護などの重大な任務を負います。
因みに、正式な場では「閣下」と呼ばなければいけない偉い方です(まあ、普段は誰も呼びませんが

複雑なプロトコル(外交儀礼)や、各国の恐ろしい利害が交錯する国際政治の世界に、わずか数年の任期で、素人がいきなり飛び込みんだところで、果たしてどれだけの仕事ができるのでしょうか?
せめて、しっかりしたスタッフに支えられれば話は別ですが、それが伏魔殿とも言われる外務省の人間ばかりとなれば、せっかくの民間女性大使もただのお飾りと終わるのは必定でしょう。
(確かに、キャロライン・ケネディ駐日米大使なども外交は素人ですが、大使の大多数が政治任用で、かつ、それを支えるスタッフも充実しているアメリカあたりとは、同列には論じられないと思います。)

政府が本気で、彼女に活躍してもらう心積りなら
(税金を使っている以上、実際、そうでなければ困りますが)、
せめて大使発令前の一年位、本省の大臣官房付にでもして、外交の基礎を学ばせるべきでしょう。

因みに私は、
我が国の大使職に政治任用(外交官試験など関係なしに、優秀な民間人を政府が任用するシステム)が増えるのは賛成ですし、
今の外務省の腐ったキャリア制度も大改革が必要と考えます。
されど、今回の人事にはいささかの無理を感じてしまいます。

安倍内閣は、先般の内閣改造で5人の女性閣僚を起用しました。
女性がより活躍する社会、という方向自体、私も異は唱えません。
されど、目指すべき方向は、
性別や出自に関係なく、愛と奉仕の精神を持ち、高度な判断力と実行力を兼ね備えた人材が適材適所で活躍していける社会創りであります。
そして、そのための公平な環境創りこそ、政治の要諦であるといえましょう。

方向は正しくとも、それが中道を外れたり、支持率や選挙目当ての邪心が入るようでは、やはり危ういものを感じる昨今です。