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2015
10/09
Fri
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Category:日々の加藤と仲間たち
やはり推進したい 無電柱化!(2)
前回の続き、「無電柱化」の話です。
電柱が乱立する今の日本は、諸外国から見てやはり異常であり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控えた今こそ、「電柱は経済発展に伴って当然なくしていくもの」という意識転換が必要な時期だと思います。
因みに、阪神淡路大震災の際、電柱と地中線とで停電率を比較すると、地中線のほうがずっと頑丈で、停電の発生は電柱の半分以下だったと報道されています。
また、倒壊した電柱が緊急車両や避難民の通行の大変な妨げになったとも聞きます。
確かに、大災害の際には架空電柱のほうが、復旧が手っ取り早いという意見もありますが、わずかな時間の違いであり、しかもガスや下水道管の復旧のために総力を挙げて地面を掘り起こすことになる訳ですから、ここは全般的にみて、災害対策上も「無電柱化」のほうに分があります。
もちろん、電線共同溝による「無電柱化」は、架空電柱に比べてかなり費用が高くなります(安くても数倍、場所や状況によっては10倍以上という試算も)。
そのコストは電線事業者、道路管理者(場合によっては加えて地域住民や開発業者)への負担増となり、最終的には税金の投入、電気・通信代、家賃への上乗せなどで国民一人ひとりにかかってきます。
されど、「無電柱化」は、二十四節季の移り変わりを美しい景観とともに愛でてきた日本民族の美意識を取り戻すための戦いでもあります。
ここは、本気を出せばあっという間の技術革新で一気にコストダウンを成し遂げるのがお家芸の日本企業の底力も信じつつ、思い切って「無電柱化」社会を目指していきませんか。
「日本の誇りを取り戻す」ためにも「無電柱化」についての研究を重ね、定期的に取り上げて参りたいと思います。
我が家の前の電柱風景。
電柱が乱立する今の日本は、諸外国から見てやはり異常であり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控えた今こそ、「電柱は経済発展に伴って当然なくしていくもの」という意識転換が必要な時期だと思います。
因みに、阪神淡路大震災の際、電柱と地中線とで停電率を比較すると、地中線のほうがずっと頑丈で、停電の発生は電柱の半分以下だったと報道されています。
また、倒壊した電柱が緊急車両や避難民の通行の大変な妨げになったとも聞きます。
確かに、大災害の際には架空電柱のほうが、復旧が手っ取り早いという意見もありますが、わずかな時間の違いであり、しかもガスや下水道管の復旧のために総力を挙げて地面を掘り起こすことになる訳ですから、ここは全般的にみて、災害対策上も「無電柱化」のほうに分があります。
もちろん、電線共同溝による「無電柱化」は、架空電柱に比べてかなり費用が高くなります(安くても数倍、場所や状況によっては10倍以上という試算も)。
そのコストは電線事業者、道路管理者(場合によっては加えて地域住民や開発業者)への負担増となり、最終的には税金の投入、電気・通信代、家賃への上乗せなどで国民一人ひとりにかかってきます。
されど、「無電柱化」は、二十四節季の移り変わりを美しい景観とともに愛でてきた日本民族の美意識を取り戻すための戦いでもあります。
ここは、本気を出せばあっという間の技術革新で一気にコストダウンを成し遂げるのがお家芸の日本企業の底力も信じつつ、思い切って「無電柱化」社会を目指していきませんか。
「日本の誇りを取り戻す」ためにも「無電柱化」についての研究を重ね、定期的に取り上げて参りたいと思います。

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