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幸福実現党 加藤文康  篠原一・東大名誉教授の訃報に接して 公式ブログ

加藤文康(かとうぶんこう)のブログです。

 

 

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Posted on 22:06:58 «Edit»
2015
11/05
Thu

Category:日々の加藤と仲間たち

 篠原一・東大名誉教授の訃報に接して 


篠原一・東大名誉教授が、90歳の天寿を全うされたとの訃報です。

大川隆法・党総裁が在学中に教授のゼミに在籍し、舛添要一・現東京都知事と並ぶ伝説的俊才であったことは既に知られておりますが、私も大学二年生の時、教授の「ヨーロッパ政治史」を受講し、政治学の面白さや奥深さに開眼した一人です。
ノートをとるのに熱心でなかった私も、この授業だけはやたらと丁寧にノートを書きまくり、同級生たちから「ぜひ、ノートのコピーをさせてくれ」と頼まれた、世にも珍しい経験があります。

それはさておき、40歳代で癌に侵され、丸山ワクチンで闘病しながらも飄々と学問を続ける篠原教授のお姿には、一種独特の気迫とオーラがありました。
教授の授業が必修となるのは、東大法学部の一学年600名中、政治学科の100名未満でしたが、駒場で一番大きな900番教室はいつも満員でした。

また、教授自身が、市民の政治参加やら、政治全般に熱心で、その周辺は後の首相となるあの(笑)菅直人から市川房江、中山千夏、田英夫に始まり、自民党宏池会で新憲法代議士と称して活躍し出した白川勝彦あたりまで、実に多士済々、賑やかで、私もそのあたりの勉強会やら集いで、貴重な学びを頂いたことを懐かしく思い出します。

大学二年生の私にどれほど理解が出来たのは、僭越かつ心許ない限りですが、
教授は授業で、イギリス・フランス・ドイツ等の大国にとどまらず、ヨーロッパ中小国の政治状況まで、イエール大学・ダール教授のポリアーキー理論等も援用して幅広く紹介しつつ、
ヨーロッパでは珍しくない保革連合政権(今の連立政権)を、「自由化」と「包括的政治参加」を二大指標とするポリアーキー理論に適った進歩的な政治体制として紹介しておられたように思います。

そこには、55年体制下、旧社会党主導の革新政権が誕生しそうでなかなか誕生しない我が国の現状を嘆きつつ、
しからばまずは、自民党に公明・民社あたりを加えた連立政権で、政界の軸足を少しでも右から左へ、要はよりリベラルにもっていきたい、という願いが込められていたように感じました。

その後、民社党は消散したものの、8会派連立の細川護熙政権や、自社さ連立の村山富市政権、さらには自公連立政権は1999年から(民主党政権の3年半を除き)今日まで続きます。
これらが果たして我が国に何をもたらしたのか、果たしてその功罪は、、?

それは、いずれ歴史の沙汰が下りましょう。
されど、今宵は深入りは避けましょう、篠原教授の訃報に接しての独り言ですから。

皆が熱く、政治や日本の未来を語っていました。
そんな駒場での青春を懐かしく回顧しつつ、篠原教授のご冥福をお祈り申し上げたいと思います。


 
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